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「フェレットの漫画描いてたんだよねぇ?」 |
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「ええ。とりあえず、一本分描きました。
ついこの間(07/04/17)、電子書籍化したヤツが販売出展されました。」
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「おおっ、そいつは良かったね。おめでと〜☆」 |
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「ありがとうございます。
・・・・や〜、そこ行くまで大変でしたけどネ。
パソコン関係、ホント、難しいです。」(苦笑)
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(笑)
「それはそうと、何でまた、フェレットの漫画描いたの?」 |
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「ん〜・・・・。 それは、ですね。
ホームページ間でやりとりしてた人のフェレットが、去年亡くなっちゃったそうなんですよ。
(※その子の名前が「ま〜ぶる」君)
その事知った時、何か僕の方が、すごくガクーッと来ちゃいまして・・・・。
相手方の掲示板とかで、その子の絵をかなり描いてたりしてたし、
何か、すごく感情移入して見てましたんで・・・・。
それに、その頃ちょうど、僕の婆ちゃんが一人ぼっちで死んで、それで
遺産問題でゴチャゴチャあったり、父親が急性胃潰瘍で死にかけたりとか、
何か、いろいろバタバタありましたしね。
何か、そういうの全部ひっくるめて、いろいろ思う事もありましたし・・・・。」
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「・・・・ふむふむ。」 |
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「それで、まぁ、後はいつもの“勘(カン)”ですけど、
今は、ちょっと、その“ま〜ぶる”君の事を描いてみるのが良いんじゃ
なかろうか、と・・・。
前に『SD009』(※『SDギャグバトル/サイボーグ009 〜ゼロゼロ学園危機一髪』。
石ノ森正太郎原作の同名漫画のTVアニメ化連動企画物として、小学館別冊コロコロコミックで連載された。)
描いた時もそうだったんですけど、何か、「ま〜ぶる」君が勝手に動き出し始めちゃってる
ような感じなんですよ。
もう、僕の中で、生きたキャラとして存在してるって言うか・・・・。
だから、これ、描けるなと思うし。
湿っぽい話とか作り話なんかもうたくさん!って感じだし、とにかく、
理屈じゃなくて、単純に元気で明るい漫画が見たい!って、僕自身、思いますし。
とにかく、
とりあえず、ま〜ぶる君に『描いてっ!』て言われてる様な気がするんで、
描いとこうかナ・・・・って感じですかね。」
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「・・・・なるほどね。
君がそう感じてるんなら、それはそうなんだろうね。」 |
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「・・・・だと良いんですけど。
ま、とにかく。
続きとか誕生編とか、いくらでも描けそうな気がしてるもんで、
電子書籍販売サイトさんに提出した本ファイルに、勝手に“第@巻”って
くっつけて出しちゃいました。
何かクレームが来るかナ?と思ってましたけど、別に何も言われずに、
そのまんま出展されちゃいましたよ。」(笑)
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「そりゃ、良いね。
紙面での商業出版じゃ、あり得ないだろうね。」(笑) |
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「ですよね。」(笑)
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「純粋に“作品”を扱おうって姿勢があるのかな?
・・・だと、良いけどね。
ま、確かに、電子書籍販売っていうのは、今は“有り”かもね。
この場合(絵本形式の漫画というオリジナル企画)、そっちの方が話が早いかも知れないし。
とにかく、電子書籍版で評判にでもなると、また次へ・・・・って話になるしね。
それで、何処か出版社が振り向いてくれれば、それはそれで良い事だよね。」 |
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「そうですね。
そうなってくれれば・・・・良いナァ。」
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「だね。
お互いにがんばりましょう。」 |
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「はい。
ありがとうございました。」 |