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今回は、満を持して登場した『ポメ天使☆ U』について、いろろとお話を伺いたいと思います。
まずは、『ポメ天使☆ U』誕生のいきさつについて・・・・。 |
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「満を持して〜」なのかどうかは分かりませんけど(苦笑)、描く事になってしまいました、今回も。
・・・・といった所なんですけどね。描いた当人とすれば。
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それは、前回も言われてた、「重いテーマの話だから」という事で? |
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ですね。
やっぱり、これは、僕が書いて良い話なのかどうか?っていうのは、ずっと悩みましたから。
・・・いや、今も悩んでますしね。
それでも、まあ、とにかく、書きました・・・・・という事な訳ですけど・・・・。
この『ポメ天使☆ U』を書く直接のきっかけとなったのは、前作から交流のある方の愛犬
みんちゃんが亡くなったからです。
その追悼の意・・・・と言うと、口幅ったいですけど、供養の一つにでもなればと思いまして・・・。
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みんちゃんと言うと、『ポメ天使☆ U』の主役のワンちゃんですね。
前作にも少し登場していましたが、前作を書いた時点では、まさか、その子を主人公にして
続編を描こうとは・・・? |
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思ってませんでしたね。全く。
と言うか、そんな事、考えたくもなかったですよ。
『ポメ天使☆』を書いた頃には、≪みんちゃん≫は健在でしたからね。
その生きてる子を指して、「よし、この子が死んだ暁にはこの子を主人公にして一本書いてやるぞ!」
なんて思えるはずがありませんよ。ずっと元気に生きてて欲しかった。
だから、『ポメ天使☆』っていう物語を支持してくださる方には申し訳ないとは思いつつ、これは
続きなんてない方が良い。そう思ってました。
死に別れて残された方からすると、そこでの落ち込み方というのはハンパじゃないし、更にそこから
立ち上がろうとするのは、それはもう地獄の苦しさですもん。
僕自身、自分の事だってろくすっぽできないのに、他人様に何を言えるというのか?
・・・って葛藤はずいぶんありました。
描き上げた今でも、ですね、独り逃げ出して、何処か山にでもこもって、しばらく誰にも会いたくない
なぁ・・・・っていう気分はあるんです。
・・・・まぁ、これは全部、普段腹の中に隠してる弱音って事なので、適当に聞き流しておいて
欲しいのですが。(苦笑)
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・・・・『ポメ天使☆』は、感傷的な物語ですもんね。
そういう描き手の気持ちが、物語に入ってるんでしょうね。 |
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・・・・そうなんでしょうかね。
何が入っていて、何が入ってなかったのか、描き手自身にはいまだに分からないんですが・・・。
ただ、嘘だけはつくまい!・・・・とは思ってました。
この『ポメ天使☆』を描く時には。
普段は、よく嘘つくんですけどね。人間は、よく嘘つきます。
でも、嘘ついたって、ばれる場所では、すぐばれるから・・・。
読まれた方に「嘘つきっ!」って思われたら、何の意味もないと思った。
せっかく僕も辛い・痛い思いして描くんだから、「意味ない」と自分が思うような形にはしたくなかった。
だから、これは嘘だなと思った所は、物語的に必要だと思う箇所でも、全部バッサリ捨てました。
結果的に正統派の物語じゃなくなってしまっても良い。「分かり辛い!何じゃ、こりゃ!」って誰かに
なじられても構わないから、自分が見たままの「本当」だけを描こうとした。
・・・・それが、『ポメ天使☆ U』だったのかも知れないです。
「描き手にとっての〜」っていう但し書きは付いてしまいますけどね。
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自己満足だけで描いてしまったんじゃないか?・・・・って、心配もある、と? |
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・・・・そう・・・ですね。
読まれた方に語りかける事もできずに、ただ単に自分の思い込みだけを一方的にしゃべり続けて、
それだけで、はい、おしまい!・・・・っていう代物にしかなってなかったとしたら、これは、もう、
ひどい話だ、って事になりますからね。
読まれた方は、身銭を切って購読されてる訳で。
我が子の医者代に払うお金も、本一冊のお金も、それが同じお金であるなら、やっぱり、それは、
それに見合うものでないと・・・・。
同じお金なら、我が子の医者代に払った方が良いに決まってます。それからすれば、本なんてもの
は別に無くても構わないものです。それでも、そこで本を手にされる方もいらっしゃる訳で・・・。
じゃあ、その本って、何だろう? 何を求めて、何を必要とされてるんだろう?
そういう意味は、今一度、自分の中に問い掛けながら、向かってかなきゃいけないんじゃないか?
・・・とまぁ、そんな事も考えながらというのが、僕にとっての『ポメ天使☆』でもあるんでしょうかね。
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『ポメ天使☆ U』は、読者の方にとって意味のある本であったと、今は思われますか? |
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分かりません。実際に話を伺ってみない事には。
もし肯定的な感想をいただく事があったとしても、それは、その時だけの単発的な感想に過ぎない
かも知れませんし。その後の10年、20年を見て、そこで何かが良い方向で変わっているかも・・・と
思えるようでないと、やっぱり「意味があった」なんて実感を持てるには至らないんじゃないかと・・・・。
「感動しました。」「ありがとうございます。」・・・・と、それだけやり取りをするだけなら、それは簡単
だと思いますよ。でも、この物語・・・・と言うか、この「命とは?」っていうテーマに関しては、それだけ
で終わってしまって良いものなのかどうか?・・・・って事ですよね。
次につながる何かがそこにないと、何かが残るものでないと、命そのものが紡がれなくなる。
・・・・そんな気はしてます。
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テーマについては、やはり、重いものである、と・・・・。
では、登場キャラクターについてもお伺いしたいと思います。
まずは、≪みんちゃん≫についてですが、彼女は、作品に描かれていなかった部分では、
どんな子としてイメージされてました? |
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「母親」・・・・ですね。
「無償の愛」って言葉がありますけど、それを持ってる「母」。
人間は、理屈で物を考える生物なだけに、余計な事までいっぱい考えてしまいますよね。
それで、初めは純粋だったはずなのに、どんどん不純物が混ざって行ってしまう。
そうすると、単に「愛」であったものを、「それって、本当に愛って言えるものなの?」ってレベルに
まで勝手におとしめてしまう事も、よくありますし・・・・。
そういう「余計なもの」を持ってないみんちゃんは、「純粋な母」であった。
と僕は思います。
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それは、みんちゃんが「犬」であったから? |
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そうかも知れませんね。
僕の知人が以前
「≪このケダモノ!≫って罵り言葉があるけど、あれは適当じゃないよね。
獣は、皆、人間より遥かに高尚な生き方をしてる。
そういう場合、相手を罵る時に使う言葉で正しいのは、≪この人間!≫だよね。」
と言ってた事がありました。
僕もそう思います。
それを言ってた人は、
「動物はどれも苦手。犬も猫も、可愛いとは思わないし、飼いたいとも思わない。」
〜って言ってる人なんですけどね。それでも、「獣は高尚だ」と考えてる。
動物を可愛いと思うかどうかとか、飼ってるかどうかってだけでは、その人の意識の高尚さっ
ていうのは図れないって事なんでしょうけどね。
そういう意味でも、≪みんちゃん≫は、犬であったが故に「純粋な母」となり得た、と言える
かも知れませんね。
人間は、よっぽど努力しないと、彼女達の足元にも及ばないんじゃないか、と・・・・。
そう思いますね。
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では、マリンちゃんは、いかがでしょう? |
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マリンちゃんは、ここで白状しますと、取材量がものすごく少ないんです。
飼い主さんとは直接交流がありませんでしたし・・・。
きっかけは【のんびり歩こっっ】(みんちゃん達のママブログ)で、
「マリンが天使になったら、本に書いて欲しい」ってコメントを拝見した事でした。
その時は、17歳間近のポメラニアンだという事を聞いて、ただ驚きまして。
うちのポメは6歳までしか生きられなかったなぁ・・・・とか、感傷ありきで・・・。
その後マリンちゃんが亡くなった事を知って、
その時になって、前のコメントの事を思い出して、
どうしよう? どうすれば良いんだろう?、と・・・・。
書くべきか?
・・・いや、むやみに立ち入って余計なかき回しをしてしまう事にもなりかねないから、
やっぱり、書かない方が良いんじゃないか・・・?
とか、いろいろ考えたんですけど。
最終的には、亡くなる少し前の遺族の方の言葉ですよね。最後に残ったのは。
それで、これも供養の一つになるかも知れない。
だったら、書いてみよう、と・・・・。
そんな感じです。
・・・・あっ! 今、思い出しました!
『ポメ天使☆ U』を描くきっかけは、みんちゃんじゃなくて、マリンちゃんでした!
マリンちゃんが今回の主人公で、ポメや皆が、泣いてる彼女の傍にやって来て、
「何で泣いてるのかしら?」
〜って心配しながらあれこれと推察しながら思い出話を語って行くという、
そういう話にする予定だったんでした。
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それを、今、思い出したんですか?(笑)
忘れてたんですね?(笑)
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忘れてました。(笑)
そうそう。元々は、『ポメ天使☆ U』は、≪マリンちゃん≫の物語だったんでした。
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それで、サブタイトルが「〜17のポメラニアン」となっていた訳ですね?
あれは、≪マリンちゃん≫を指してのものだった、と。
初めは、今回は17匹もポメ天使が登場するのかと思いましたけど。 |
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17匹も登場してませんね。(笑)
そうそう、≪マリンちゃん≫を指してのサブタイトルです。
厳密に言うと、「マリンちゃんは、16歳と9ヶ月って書いてあったじゃない」って話になる
かも知れないですけど、印象としては「もうすぐ17歳だった」って気分の方が強かった
ものですから。
だから、「17の〜」ってつけた訳なんです。
17歳って言うと、人間なら高校生位の年頃になりますよね。
女の子だから、女子高生ですか。
肉体的には、犬としてはお婆ちゃんでしょう、って考え方もあるでしょうけど、生まれ育った
期間が17年なのは変わらないと思うんですよね。
肉体的には老いて不具合も出て来るだろうけど、精神の老いはまた別の話でしょうからね。
喜びやすく、傷つきやすい、純粋なままの心で、人間の女学生みたいな思春期的感性も
持っている、そんな微妙で繊細な年頃・・・・かも知れないなぁ、と。
そう感じるものがあったので、っていうのも、「17の〜」のサブタイトルをつけた理由の一つ
ですね。
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・・・・なるほど。
・・・あっ。でも、マリンちゃんは、二匹いる主人公の内の一匹で、
メイン主人公はみんちゃんっぽく見えました・・・。 |
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先に言った『ポメ天使☆ U』の物語ができたのは、僕が『赤プリン』第5巻を製作してる
最中でした。
まだそちらの作業に追われている真っ只中だったので、あくまで頭の中でイメージしてる
だけって状態ではありましたけど、その時点ですでに初めからおしまいまで物語が明確に
出来上がってたんです。
後はもう文字に起こせば良いだけってレベルで、僕としてはすでに完成してるも同然って。
そういう状態だったので、『赤プリン』5巻が完成したらすぐに執筆に取り掛かるつもりでした。
そしたら、もうすぐ取り掛かれるぞって頃になって今度はみんちゃんの訃報が届いたんです。
その時は、それは、もう、ガックリですよね。
みんちゃんの御家族ほどじゃないにしても、僕も『ポメ天使☆』で描いてた子でしたから、
我が子のひとりっていうような気持ち、思い入れがありましたんで・・・・。
だから、これは、もう、みんちゃんの分の供養も、この『ポメ天使☆ U』という物語では
やらなきゃ。やるしかないだろう。
・・・・って、そう考えまして・・・。
そこへ行き着くまでには、自分の中でいろいろと上がり下がりはあったんですけどね。
とにかく、前に進もう!・・・・と。
そういう僕の精神状態とかがあったもので、いきなり≪マリンちゃん≫の周りに皆で集合
して会合をやろうっていう流れではなくなってしまったんですよね。
とにかく、まず、みんちゃんに話を聞こう。それからじゃないと、話にならないぞ、と。
・・・と、まぁ、そういう描き手事情もありまして、みんちゃんがメイン主人公のようになってる
〜 っていう所はありますね。
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・・・・なるほど。
みんちゃんは16歳だから、もしかすると、「16のポメラニアン」ってサブタイトル
になってたかも知れない・・・とか? |
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「15、16、17と・・・・」って、何か、歌でありましたね。(笑)
それは実はどうしようか少し考えてみた所なんですけど、やっぱり変更せずに初めに
思いついたままにしておきました。
「17の〜」っていう所に、何となくですが、意味があるような気がしましたんで。
それは理屈じゃなくて、もうインスピレーションだけなんですけどね。
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他にも新キャラとして、あずきちゃんとルーちゃんがいますね。
まずは、あずきちゃんについて・・・・。 |
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あずきちゃんは、前作『ポメ天使☆』を購読してくださった方の愛犬です。
この子も僕としては取材不足な所が大きいので、裏話的に言いますと、飼い主さん目線
では「うちの子と似てない」って思われてしまうかも知れないんですけど・・・。
あずきちゃんの飼い主さんのブログを拝見すると、その方は殺処分されそうな犬や猫を
保護されてるボランティアの方だっていう事が分かりました。
それから、記事の中からその方が何故そうしたボランティアをするようになったのかという
その方自身の胸の内と言いますか、その一端が少し理解できたような気もしまして。
それで、あずきちゃん自身の事に関しては物語の中では詳しい事には何一つ触れてないん
ですけど、そこには「察して欲しい何かがあるんだよ」って気持ちを込めて描いたつもりです。
・・・「つもり」だけでなきゃ良いんですけども。(苦笑)
一口に言うなら、あずきちゃんは、「保護動物の気持ちが分かる子」ですね。
保護動物というのは、「捨てられた」「不必要だと、殺処分されそうになった」子達な訳で。
愛されなかった、傷つけられ切り裂かれた記憶しかなかった子達な訳ですよね。
それはどれだけ痛い思いをしているか、怖い哀しい思いをしているか、計り知れない。
そういう子は、どんな性格になるか?
「凶暴で攻撃的なケダモノになるに決まってる」って答える人は、何も分かってません。
臆病で神経質にはなるだろうけど、心根がとても優しい子である事が多いと僕は思います。
何故なら、その子達は「痛み」を知ってるから。
「哀しい」って事も知ってるから。
だから、「優しさ」ってものも体現できる。
「優しさ」って、「寂しさ」っていうものと同義語かも知れない、と思う事もあります。
そういう事が分かる人には、本の中では語られていないあずきちゃんの心も、自然に
理解されるものなんじゃないかと思います。
それは、本の力じゃない。その人達一人一人の力なんですよね。
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あずきちゃんは、物語で語られてない所で、いろんな事であるんですね・・・。
では、ルーちゃんは、いかがでしょう?
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ルーちゃんは、前作『ポメ天使☆』では「名無しの姉妹」みたいな格好でしか登場してません
でしたけど、あれは僕が取材不足で彼女の事をよく知らなかったからです。
モデル有りきでやってる所で、知らない事は勝手にやれない。
嘘をでっち上げて、作り事だけでやってしまったら、『ポメ天使☆』自体が嘘になってしまう。
そういう気分があったので、前作ではルーちゃんについては語らなかったし、登場もさせて
いなかったんです。
今回ルーちゃんをちゃんと登場させたのは、僕が改めて飼い主さんのブログを読み込んで、
「飼い主さんの中にいるルーちゃん像」というものが、その一端が見えた気がしたからですね。
みんちゃんの物語を描くのなら、彼女の姉妹の話は避けて通れない。
それを描かずして、何が「物語」じゃいっ!・・・って気持ち、ですよね。
だから、ルーちゃんにご登場いただいた。
それだけの単純な話です。
でも、亡くなった子の話を読み込むのは辛かったです。本音を言いますと。
辛くなるから、あまり知りたくないって気持ちもあるものですから。
でも、踏み込まなきゃいけないと腹をくくったんで、踏み込んだ。
それだけです。
ルーちゃんの性格は、飼い主さんが「変わっ子でした」とブログに書かれてましたけど、
僕はその文章と顔写真を見た時に、この子は【動物占い】で言う所の「ペガサス」かなと
思いました。
とにかくマイペースな性格で、他のタイプの者からしたらまるで宇宙人にでも見えてしまう
事がある、そんなタイプなんじゃないかな、と。
その見立てで合ってるかどうかは分かりませんけど、とにかく、そう見えたんだから、
そのまま正直に描いちゃえ!、と・・・。(笑)
・・・そんな感じです。
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ポメちゃんの魔法の絵ですが、今回は、いきなり失敗しちゃってるんですね?(笑) |
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(笑)
どんなに手馴れた事でも、上手く行かない時は上手く行かないもの・・・なんでしょうかね。(笑)
「天使」と言っても、そこは、子供ですもんね。
とにかく、思い立ったから、やってみた。それが良い事かも知れないと思ったから。
でも、全部が全部、上手くは行きませんよね。
失敗する時は、失敗します。
でも、失敗したら、やり直せば良いんです。
同じ方法でも良い、今度は違う方法でやってみても良い。
要は、諦めない事ですよね。
そういう事の大切さ、・・・って言うのかな?
そういう事を、彼女達は、あそこで教えてくれてるんじゃないかと思います。
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では、そろそろお時間という事で・・・・。
最後に、読者の皆様に、一言お願いします。 |
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『ポメ天使☆ U』、いろいろありまして、執筆にいつもより時間が掛かってしまいましたけど
も、何とか完成させる事ができました。
この本は、それぞれのポメ天使達が、僕という一人の物書きに憑依して、僕の手を使って
皆様に語り掛けたかったから故に生まれたものだと、僕は思ってます。
そういう意味では、拙い筆力しかない人間で申し訳ありません、と、彼女達には詫びたい
気持ちが強いんですけど、とにかく、一生懸命に描きました。
少しでも多くの人達に、ポメ天使達の声が届くと良いなと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。 |