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男の絵は悩まず描ける。女性と比べれば楽かも知れない。楽イコール楽しいって訳ではないけれど。
仕事で一時期、中年〜初老の悪役男をよく描かされてた。醜悪な容姿ばかり求められ、底意地の悪いニヤケ顔に
性格最悪の言動を繰り返すキャラの作画をひたすら続ける仕事が続いたものだった。
あそこで、そういうキャラを描くのが嫌になった気がする。
悪役も必要なら、それはいて良い存在だとは思う。が、悪役なら悪役なりの一過言は持って置いてほしいと
その頃には強く思うようになっていた。
男の絵をラクガキであまり描かないのは、一つにはその辺の変な拘りみたいなものが邪魔してるのかも知れない。
「ただスケベなだけだろ?」って言う人もいるけれど、客観的な自分自身となるとよく分からない。 |
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